「浄土三部経」(64)

  十方に、多くの仏の国土があって、
   そこここから求道者たちは、
   導く人・無量寿仏を敬礼するためにやって来た。


  さまざまの好き色あって、香り芳しく、うるわしい、
   あまたの香の束を手にとって、
   人間と神々とに供養せられる無量寿仏、
   人々の最上の導者に薫香をふりかける。