2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『冷泉家 王朝の和歌守展』

京都文化博物館にて『冷泉家 王朝の和歌守展』を観る。 国宝『古来風躰集』藤原俊成自筆、国宝『古今和歌集』藤原定家自筆嘉禄二年本、国宝『後撰和歌集』天福二年本、国宝『拾遺愚草』、国宝『明月記』定家自筆ほか多数の重文が展示された。

鎌倉・光明寺(5)

光明寺御歌 出る日も 入る日もともに 南無阿弥陀 佛のひかり うけぬ日ぞなき

鎌倉・光明寺(4)

光明寺大殿前の善導大師像。 善導大師は中国唐代の僧で、浄土教の高祖である。法然上人は善導大師の『観経疏』に学び浄土宗開宗に到った。光明寺にはこの立像のほかに、大殿に座像が、そして三尊五祖の石庭にも大師の岩が安置されている。 西山浄土宗総本山…

鎌倉・光明寺(3)

光明寺境内、大殿南側に三尊五祖の石庭がある。岩と植え込みと砂で救われゆく彼岸を表わしている。 三尊とはもちろん、阿弥陀如来、勢至菩薩、観音菩薩の弥陀三尊で、五祖とは、釈尊、善導大師、法然上人、鎮西上人(浄土宗第二祖聖光房弁長)、そして記主禅…

鎌倉・光明寺(2)

光明寺の山門は古刹の多い鎌倉でも最大の格式を備えた山門である。五間三戸二階二重門という形式で、二階には釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られているが、普段は非公開である。「天照山」の額は後花園天皇の宸筆勅額である。 なお、山門の手前に総門という…

鎌倉・光明寺(1)

鎌倉材木座の光明寺に参拝。 このお寺は、浄土宗三祖然阿良忠上人により1243年に創建された天照山蓮華院光明寺で、浄土宗七大本山の一で、関東総本山の石碑が総門の前に建っている。 本堂は大殿と称し、現在は本尊阿弥陀三尊を祀ってあるが、かつては祖…