「浄土三部経」(63)

31
 そのとき師はこの意味をいっそう詳しく説き明かすためにこれらの詩句を説かれた。


  東方にガンジス河の砂の数のように、
   それだけ多くの仏国土があって、
   そこからかれら求道者たちは、
   人々を導く人・無量寿仏を礼拝するためにやってきた。


  さまざまな色あって、香り芳しく、うるわしい
   あまたの花束を手にとって、
   人間と神々とに供養せられる無量寿如来
   人類の最上の師に花をふりかける。