「浄土三部経」(68)

 11 そのとき、無量寿なる主は微笑して、
   三十六億の千万倍の光を顔から放たれて、
   千億の国土を照らしたまうた。


 12 そのすべての光炎はふたたびそこに帰り、
   また師の頭の頂に入った。
   そのときかの光炎の消えたのを知って、
   〔無量寿仏の本願の成就したのを知り〕
   人間も神々も歓喜を生ずる。