2008-12-04 「浄土三部経」(56) 25 そのとき、師(秀註=釈尊)はこれらの詩句を説いて言われた。 1 一切の生ける者ども(秀註=<幸あるところ>に生まれた者ども)は、清らかな智慧あり、最高の真理を知り得た幸ある人々となり、 億劫の間も、あるいはそれ以上の間も<幸あるところ>を讃歎する言葉を説き明すであろう。 2 世の滅びるときに、かの億劫が過ぎ去ったとしても、 <幸あるところ>を讃歎する言葉は終らない。