「浄土三部経」(24)

29’ もしも、わたくしが覚りを得た後に、かの仏国土に生まれた生ける者どもが皆、限りなくすぐれた理解表現力とを得ないようであったら、その間はわたくしは、<この上ない正しい覚り>を現に覚ることがありませんように。

 梵語原典に欠けていて、チベット版にある願。


30 もしも、わたくしが覚りを得た後に、かの仏国土が、その中であまねく無量・無数・不可思議・無比・無限の諸仏国土が見られるような、輝かしい光あるものとならないようであったら、その間はわたくしは、<この上ない正しい覚り>を現に覚ることがありませんように。