「選択本願念仏集」(12)

(10)弥陀仏来迎(らいこう)して、聞経(もんぎょう)の善を讃歎(さんだん)したまはず、ただ念仏の行を讃歎したまふの文
 阿弥陀仏は経典を読誦する善をも雑行としてしりぞけ、ただ称名念仏の行のみ正定業とし、阿弥陀仏の願意にかなったものとして讃歎する。