「選択本願念仏集」(11)

(9)念仏の行者は四修(ししゅ)の法を行用すべきの文
 恭敬(くぎょう)修・無余修・無間修・長時(じょうじ)修という念仏者ととるべき態度を強調する。


 素直なまことな心(至誠心)で、阿弥陀仏を深く信じ(深心)、浄土に往生したいと願う(廻向発願心)のが三心であり、敬虔な態度で(恭敬修)、雑念をまじえず(無余修)、ただひたすら絶えることなく(無間修)、生涯つづけること(長時修)が四修である。